【企業】70代の経営者の約半数、後継者なし 中小企業白書
政府が25日に閣議決定した2014年度版の中小企業白書で高齢化が進む経営者の後継者不足が深刻になっている実態が明らかになった。70歳代の経営者の約半数で後継者がおらず、休廃業数の増加につながっていると指摘した。親族以外に事業を引き継ぎやすくする仕組みづくりの重要性などを強調している。白書では、全国の中小企業へのアンケートなどをもとに、後継者がいないなど事業を引き継ぐ準備ができていない経営者は、60歳代で約6割、70歳代で約5割、80歳代で約4割に上るとした。