【テレビ】ブラウン管TV、来年にも生産終了へ[2014年12月08日 05時14分]
【バンコク=辻本貴啓】世界のブラウン管テレビの生産が来年にも終了する見通しになった。高画質の液晶テレビの普及によって、現在製造しているシャープとインドの2社が撤退するためだ。日本では「昭和」を象徴する存在ともいえるブラウン管テレビが市場から消えることになる。テレビの画面には、液晶とブラウン管のほか、画質の良い有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビなどがあるが、大型化して量産するのが難しい有機ELは一部の業務用などにとどまっている。