【経済】ダイオキシンや薬剤など工業廃水に含まれる有害物質、低コストで分解する技術を開発…三菱電機、酸化力の強い気体を生成して分解
三菱電機は27日、先端技術総合研究所(兵庫県尼崎市)が工業廃水に含まれるダイオキシンや薬剤など有害物質を低コストで分解する技術を開発した、と発表した。酸化力の強い気体を生成して分解する仕組みで、2018年度の事業化を目指す。新技術は山形大理工学研究科の協力を得て開発。装置内で放電を起こして、オゾンに比べ分解効率が倍の気体「OHラジカル」をつくり、廃水に溶け込ませて処理する。