【自動車】2014年度の自動車リコール、過去最多の955万台…部品共通化でリコールが大規模になる傾向
国土交通省は10日、2014年度の自動車リコール対象台数は955万7888台で、制度ができた1969年度以降で最多だったと発表した。これまでは13年度の約797万台だった。内訳は国産車が約911万台、輸入車が約44万台。国交省によると、タカタ製エアバッグの欠陥問題で約219万台がリコール対象になったほか、昨年4月にトヨタが「ヴィッツ」など4車種で計約91万台をリコールするなど、大規模なリコールが相次いだことが増加の要因としている。