【データ改ざん】名門・三菱グループにまたも試練 銀行の永易克典相談役「精いっぱいの支援はする」
三菱自動車による燃費試験データの不正発覚で、名門「三菱グループ」は再び試練に見舞われている。平成12年に発覚した同社のリコールにつながるクレーム隠し問題では、三菱グループの「御三家」と呼ばれる主力3社(三菱重工業、三菱商事、三菱東京UFJ銀行)が全面的に経営再建を支援した。今回の不正発覚を受け、三菱UFJ銀の永易克典相談役は21日、取材に対し「とんでもない話だが、精いっぱいの支援はする」と打ち明けた。