【労働】大企業が年功要素を排除した「ジョブグレード」制度を相次いで導入、賃金が大幅カット 実態を告発
日本共産党の小池晃議員は10日の参院厚生労働委員会で、大企業が次々と導入している「新人事制度」を取り上げ、労働基準法や労働契約法にも反する大幅賃下げの仕掛けだと追及しました。取り上げたのは、ソニーが2015年7月に導入した「ジョブグレード」制度。年功要素を排除し、仕事の「役割」に応じた賃金額の等級(グレード)を与えるもので、評価が下がれば賃下げとなり、ソニー労組調査では回答者の7割が賃下げと答えています。