【国債】長期金利、初のマイナス0.2%割れ 5日連続で過去最低を更新
16日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(343回債、表面利率0.1%)の利回りが一時、前日終値より0.015%低いマイナス0.210%となり、長期金利は初めてマイナス0.2%を割り込んだ。5営業日連続で過去最低を更新し、終値は前日より0.010%低いマイナス0.205%。15日の米市場では連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米政策金利が中長期的に従来の予想より低い水準に抑えられるとの見方が広がり、米国債価格が上昇(利回りは低下)した。