【AI】人工知能が実現するのは「理想の社会主義国家」か 民主主義が崩壊する危険性も
人工知能学会の倫理委員長を務める松尾豊東京大学准教授と、MITメディアラボ所長の伊藤穰一氏の対談が公開されている。その中で松尾教授は、「AI普及の先に、社会主義国家が成功する可能性がある」と述べた。「これまでの社会主義国家は、労働に応じて富を分配していた。しかし、集団作業の中では働かずに報酬を得る、いわゆる『フリーライダー』が発生したため、労働者の間で不公平感が生じ、国家制度としてはうまく機能しなかった国が多い。