【卸売】築地の仲卸業者10数社が閉店、先行き不安広がる
豊洲市場に移転せず廃業することを決めた築地市場の水産仲卸業者のうち、10余りの業者が31日閉店しました。移転延期の決定から2か月がたち、市場関係者の間で先行きへの不安が広がる中、店をたたんだ業者の1人は「築地のブランドや人のつながりが失われないか心配だ」と話しています。市場関係者によりますと、築地市場の水産仲卸業者570社余りのうち、豊洲に移転せず廃業することを決めていた10余りの業者が、当初の移転予定日の来月7日を前に31日閉店しました。