【国際】日本が多額資金拠出の国際熱帯木材機関、不透明な投資失敗で巨額損失
横浜に本部のある国際熱帯木材機関ITTOの理事会が、7日より開催されている。ITTOは、熱帯林の保全と熱帯木材の持続可能な取引等々を扱う国際機関として1986年に設立され、現在73の加盟国がある。つまり今年は設立30年の記念すべき年なのだが、そこに驚くべき事件が表沙汰になった。7日の理事会で、ジェニファー・コンジェ議長が「過去の経営者が2年以上前に行われた決定や行動の結果として、ITTOはその財務の健全性に巨額の損失を経験している」と告げ、重大な危機にあると延べた。