【資源】与党議連、サハリン-東京結ぶ天然ガスパイプライン建設実現に向け要望書を政府に提出へ
与党議員約80人で構成される日露天然ガスパイプライン推進議員連盟は、月内にもロシア極東のサハリンと日本を結ぶ天然ガスパイプラインの建設計画実現に向けた要望書を政府に提出する。プーチン大統領の訪日を来月に控え、30件程度の優先的に取り組む協力事業への選定を狙う。同議連の竹本直一事務局長(自民党衆院議員)はブルームバーグの取材に対し、日本が北方領土の返還を実現する手だてとして、ロシア産天然ガスの販路拡大に貢献する日ロ間の天然ガスパイプライン構想は、「一つのアイデア」と述べた。