【財界】経団連会長、消費が盛り上がらないのは「将来不安のせい」 社会保障制度の改革を政府に要請
ことしの春闘について、経団連の榊原会長は報道各社とのインタビューで、4年連続の賃上げを呼びかける一方で、賃上げをしても将来への不安から、なかなか消費に結びついていないとして、政府に対して社会保険料の抑制など社会保障制度の改革を強く求めていく考えを示しました。この中で、経団連の榊原会長は、ことしの春闘の経営側の方針について、「中期的に収益体質が改善した企業については、去年と同様に年収ベースの賃金引き上げを前向きに対応してほしい」と述べ、4年連続で賃上げを呼びかける方針を示しました。