【温暖化】国内最大の珊瑚礁、白化現象で70%死滅 海水温高く
沖縄県石垣島の沖にある国内最大のサンゴ礁で、去年の夏以降、「白化現象」によりサンゴが死ぬ被害が広がり、先月までの時点で全体のおよそ70%に及んだことが環境省の調査でわかりました。沖縄県の周辺海域では、去年夏の海水温が平年より1度から2度高い状態が続いたため、サンゴが死にかけて白くなる「白化現象」が広い範囲で発生し、環境省が石垣島沖の国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」を対象に去年9月から10月に調査したところ、死んだサンゴは全体の56%で確認されました。