【鉄道】JR北海道が3年後に資金不足で運行不能の衝撃…全国の鉄道利用者から徴収する「ユニバーサル利用料」導入の声も
適切な会計報告が重要であるとの問題意識を踏まえつつ、JR北海道の経営改善に向けて、ステークホルダーと費用分担などについて議論する必要がある。JR北海道が考えている経営改善への主な方策は、「維持困難線区」のうち輸送密度200人以上2,000人未満の線区の維持に向けた上下分離などに関する自治体との合意形成、札幌都市圏の鉄道黒字化および関連事業の強化、そして北海道新幹線および在来線特急の利用促進の3点に集約することができる。