【第2の森友問題】「学生は本当に集まるのか」今治市で獣医学部新設、巨額の財政負担に怯える市民
「学生は本当に集まるのか」「建物がいずれ廃虚になるのではないか」――。安倍首相の“お友達”が運営する岡山市の学校法人「加計学園」の獣医学部用地として、およそ36億円相当の市有地16.8ヘクタールをタダで差し出す今治市。学校新設に対し、市民が最も懸念しているのが財政負担だ。2005年に12市町村が合併して誕生した同市の財政基盤は安定的に推移してきたものの、近年はごみ処理施設の新設や、今年9~10月に開催される愛媛国体の施設整備――といった建設事業が増加。