【塗料】日本ペイントなど、メーカーが消臭や調湿効果に注目 イグサ、漆喰…日本伝統の天然素材が室内塗料に
イグサ、漆喰(しっくい)、竹炭など日本家屋に使われる天然素材を配合した室内用塗料の開発が相次いでいる。消臭、調湿などの効果があるという。日本では室内に壁紙を用いることが多いが、塗料メーカー各社は伝統的な素材のよさをアピールして室内壁の塗装を普及させたい考えだ。(藤谷茂樹)日本ペイントホールディングス(HD)は、北九州市立大や九州大との共同研究により、熊本県の特産であるイグサを粉末状にして配合した塗料「いぐさペイント」を開発した。