【仮想通貨】金融庁、仮想通貨のシステムを緊急調査 全取引所対象
金融庁は29日、仮想通貨取引所大手コインチェック(東京・渋谷)への不正アクセスで多額の仮想通貨が流出した問題を受け、他の取引所に対してもシステム上の安全対策が十分かどうか緊急調査すると明らかにした。金融庁は今回の流出問題は他の取引所でも起きかねないとみており、必要に応じて立ち入り検査も検討する。金融庁はコインチェックから約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した26日、すべての仮想通貨取引所に対して、システム上の安全対策を再点検するよう注意喚起していた。