【製紙】紙の需要減少 製紙各社は抜本的な事業の見直しへ
紙を使わないペーパーレス化などを背景に、ことしの国内の紙の需要は過去最低を更新する見通しとなり、大手の製紙会社は、工場の生産能力の削減など抜本的な事業の見直しを迫られています。日本製紙連合会によりますと、ことしの紙の需要は1438万トン余りと、去年と比べて2%減少し、過去最低を更新する見通しです。これは、企業の間でなるべく紙を使わないペーパーレス化が広がっていることや、新聞や雑誌をスマートフォンで読む人が増えていることなどによるものです。