【金融】日銀総裁人事、「全く白紙」と安倍首相-報道受け閣僚から発言相次ぐ
日本銀行の黒田東彦総裁が4月の任期満了後も続投するとの報道を受け、関係閣僚から13日、人事に関する発言が相次いだ。午前9時から始まった衆院予算委員会の集中審議では、立憲民主党の長妻昭代表代行が報道の真偽を問うたが、安倍晋三首相は「まだ、日銀総裁の人事は全く白紙だ」と述べるにとどめた。長妻氏は黒田総裁が就任時に掲げた物価上昇率2%がいまだに達成できていないことなどを挙げ、「2%の物価目標の是非も含めて、手法も含めて検証しないままの続投はあってはならない」と語った。