【健康保険組合】健保組合 平均保険料率11年連続増加 1人当たり48万円余
大企業の従業員らが加入する健康保険組合の今年度の平均の保険料率は、高齢者の医療費を賄うための負担金が財政を圧迫している影響で11年連続で増え、労使双方の負担を合わせた1人当たりの年間の平均保険料は48万6000円余りとなる見通しです。全国1389の健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会によりますと、雇用環境の改善によって組合の被保険者が増えて、保険料収入が増加する一方、高齢者の医療費を賄うための負担金が財政を圧迫し、今年度は組合全体で1381億円の赤字となる見通しです。