【銀行】地銀の経営厳しさ増す 業務純益が5%余減少 低金利影響
地域経済を支える地方銀行の経営がさらに厳しくなっています。低金利が続いて収益を上げにくくなっているためで、地方銀行のことし3月期の決算は、本業のもうけを示す業務純益が、全体として前の年度より5%余り減少しました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、株式を上場している地方銀行80社、合わせて97行のことし3月期の決算をまとめたところ、本業のもうけを示す「業務純益」は、銀行単体の合計で1兆1558億円となり、前の年度より5.3%減少しました。