【通信】NTT東、過疎地の電話網維持 携帯4社の回線借りを検討
NTT東日本の井上福造社長は16日までにフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、固定電話事業の採算改善のため、過疎地などでは、グループのNTTドコモだけでなく、来年、携帯電話事業に参入する楽天も含めた携帯電話4社から回線を借りて、無線で電話サービスを提供することを検討する考えを明らかにした。NTT東西は、電話のユニバーサルサービスの維持が法律で義務づけられているが、固定電話網維持のために毎年約800億円の赤字を出している。