【経済】G20貿易相会合、「保護主義」への対応盛り込まず閣僚声明、WTO改革にとどまる
世界主要20カ国・地域(G20)は14日、アルゼンチンで貿易相会合を開き、世界貿易機関(WTO)改革の必要性などを確認する閣僚声明を採択した。米中貿易戦争への関心が高まる中での会合だったが、米国や中国などは閣僚が欠席。議論はまとまらず、「保護主義」への対応は声明に盛り込まれなかった。G20貿易相会合は先進国から新興国まで主要国の貿易担当閣僚が一堂に会する場となるはずだったが、「主役」であるライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は欠席。