【経済】「株が現金より運用成績悪い」異常が示す予兆。アメリカで「キャッシュ」が魅力的になっている
アメリカで、2年債の利回りと5年債の利回りが逆転し、景気悪化の兆しではないかと心配されている。いわゆる短期金利が長期金利を上回り、イールドカーブ(利回り曲線)が右肩下がりとなっている。こうした長短金利逆転=逆イールドは、「市場関係者が将来的に金利が下がるとみている場合に起こる現象」(野村証券・証券用語解説集より)であり、これまでITバブル崩壊や不動産バブル崩壊、あるいはリーマンショックの前に見られた。