【造船業界】18年は1000万総トン台回復、船舶受注が2年連続増【LNG運搬船はゼロ】
川崎重工業が建造した大型LNG運搬船
18年の受注隻数は215隻。船種別で最も多かったのは穀物や鉱石などを運ぶばら積み船で156隻。石油や化学物質を運ぶタンカーが32隻、コンテナ船が26隻、その他が1隻だった。近年の造船市況は排ガス規制の駆け込み需要などで15年に大きく伸びた。同年の受注量は8年ぶりの高水準となる2222万総トンまで拡大したが、結果的に需要を先食いしたことで翌年には371万総トンまで縮小した。