【国際】韓国「経済的な報復措置だ」と反発 WTO提訴も辞さない考え
日本政府が輸出の優遇措置を見直し、半導体や軍需物資の製造などに使われる原材料の韓国向けの輸出規制を強化することについて、韓国の産業通商資源相は「経済的な報復措置だ」と反発し、WTO=世界貿易機関への提訴も辞さない考えを明らかにしました。韓国のソン・ユンモ(成允模)産業通商資源相は1日午後、日本政府が発表した韓国向けの輸出規制の強化について、今回の措置は韓国の最高裁判所が太平洋戦争中の「徴用」をめぐり日本企業に賠償を命じる判決を言い渡したことに対する「経済的な報復措置だ」と反発しました。