【原油価格】OPEC、9カ月の減産延長合意を発表 ロシアも同調へ
石油輸出国機構(OPEC)は1日、ウィーンで開いた定例総会で、6月末で期限が切れた協調減産を2020年3月末まで9カ月延長することで合意したと発表した。2日にロシアなど非加盟国をまじえた「OPECプラス」の会合で同調を呼びかける。世界経済の減速による需要減退への懸念に対応し、原油価格を下支えする。総会後に記者会見したOPECの盟主サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は「非加盟国も同意すると確信している」と述べた。