【アジア経済】韓国、成長率を下方修正 19年2.4~2.5%
韓国政府は3日、2019年の国内総生産(GDP)の成長率見通しを下方修正した。昨年12月時点の予想から0.2ポイント引き下げ、2.4~2.5%とした。主力産業の半導体の市況低迷が長引き、輸出と設備投資が落ち込んでいることを考慮した。20年は半導体の市況回復を見込み、2.6%成長とした。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政相は3日、「世界景気の鈍化や米中貿易戦争などで不確実性が高まり、韓国経済の柱である輸出と投資が困難な状況だ」と下方修正の理由を説明した。