【香港市場】中国恒大株が急伸、会長が事業立て直しに意欲【一年前は15香港ドル】
10日の香港株式市場で、中国の不動産開発大手、中国恒大集団が急伸している。許家印会長が、債務返済に向けて住宅建設の完全再開すると表明する一方で、資産の投げ売りはしない方針を示したことが材料。恒大株は一時7.2%上昇し、1月25日以来の高値となる1.79香港ドルを付けた。関係者や一部報道によると、許会長は6日の社内会議で、建設作業や販売活動を完全に再開するのが債務をなくす道で、資産を投げ売りすることではないと主張。