消費者団体が「アゴダ」提訴 規約差し止め求める―さいたま地裁
2023年12月06日15時25分
事業者が賠償責任を負う基準が不明確な利用規約は不当だとして、適格消費者団体「埼玉消費者被害をなくす会」(さいたま市)は6日、大手旅行予約サイトの運営会社「アゴダ」(本社・シンガポール)を相手取り、規約の差し止めを求める訴訟をさいたま地裁に起こした。同会は、アゴダが運営するホテル予約サイトの利用規約について、「(同社が)賠償責任を負う場合とそうでない場合の区別が、一般的な消費者にとって明らかになっていない」と指摘。