【物価予想】消費者物価の基調的な上昇率、見通しの実現確度は少しずつ高まっている【日銀展望リポート】
日銀は23日公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、物価の基調的な上昇率は見通し期間終盤にかけて「物価安定の目標に向けて徐々に高まっていく」との見方を示した。日銀は先行きの不確実性はなお高いものの、こうした見通しが実現する確度は「引き続き少しずつ高まっている」との文言を追加した。日銀は2024年度の消費者物価指数(生鮮食品除く、コアCPI)の前年度比上昇率の見通しを2.4%とし、前回の2.8%から引き下げた。