【長野】「いつ行っても涸沢の自然は素晴らしい」…松本の前田さんが清掃登山100回、上高地から涸沢までの登山道、ごみを拾いながら登山
松本市島内の会社員、前田雅志さん(59)が、北アルプス・上高地から涸沢までの登山道でごみを拾いながら登る清掃登山を続けている。「登山道の整備を担う山小屋の人たちへの感謝」の気持ちを込めて始めたといい、今月上旬で100回目を迎えた。前田さんは北海道芦別市出身。子どものころ、父に連れられて登山を始めた。東京の会社に就職後、1977(昭和52)年に、「憧れだった北アルプス」の涸沢を初めて訪れた。