トランプ氏による出生地主義の制限は「明らかに違憲」 大統領令に差し止め命令 「これほど明確に違憲とされるケースは記憶にない」
米国で生まれた子どもにほぼ無条件で米国籍を与える「出生地主義」を大幅に制限するトランプ大統領の大統領令をめぐり、ワシントン州の連邦地裁は23日、「違憲」だとして差し止めを命じた。トランプ新政権の発足以来、大統領令に裁判所からストップがかかるのは初めて。トランプ氏は就任初日の20日、一時的な滞在ビザで米国にいる人や、滞在資格のない人から生まれた子どもについては、国籍を認めない大統領令に署名した。