【福島】「大変な生活の中でも元気に育ってくれ、思っていたより早く初陣を迎えられた」…相馬野馬追、震災後生まれの2歳児、笑顔で初陣
東日本大震災で被災した福島県相馬地方の伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」が26日、南相馬市原町区などで始まり、震災後生まれとしては初めて、地元の伊藤琉馬(るま)ちゃん(2)が出場した。琉馬ちゃんが宿る大きなおなかを抱えて各地を転々と避難し、今も同市鹿島区の仮設住宅に住む母知美さん(27)は、堂々と初陣を飾った長男の姿に「大変な生活の中でも元気に育ってくれ、思っていたよりも早く初陣を迎えられた」と喜んだ。