【岩手】夜駆けるSL、まるで「銀河鉄道」のような幻想の旅…岩手・遠野「めがね橋」
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蒸気機関車がけん引する列車「SL銀河」が6日、岩手県のJR釜石線で夕方から夜にかけて特別運行され、遠野市の通称「めがね橋」を駆け抜けた。ライトアップされたアーチ橋を舞台に、雪空に噴き上がる黒煙や車窓の明かりが幻想的な光景を織り成し、この鉄路がモデルとなった童話「銀河鉄道の夜」の旅の世界を演出した。SL銀河は東日本大震災の被災地を観光面で支えようと、盛岡市内で展示されていたC58形をJR東日本が復元して4月、釜石線に投入。