【福井】すりばちやいと
おきゅうをのせた、すり鉢を頭にかぶせ、無病息災を願う「すりばちやいと」が鯖江市の寺で行われ、大勢の人が訪れました。「すりばちやいと」は、鯖江市の中道院で1000年以上前から続く伝統行事で、すり鉢状の炉を参拝者にかぶせて、おきゅうをしたところ病気がなおったのが始まりとされます。20日は朝から子どもからお年寄りまでが長い列を作り、お堂に入ると、火の付いた「もぐさ」をのせた直径40センチほどの大きなすり鉢を頭にのせてもらい、住職の読むお経にあわせて手を合わせながら無病息災などを願っていました。