【宮城】亘理伊達家ゆかり「古今びな」を公開、亘理町郷土資料館…「春を告げるひな人形の姿を見て、被災者らも和んでもらえたら」
藩制時代に亘理地方を治めた亘理伊達家ゆかりのひな人形の無料公開が3日、桃の節句に合わせて同町郷土資料館であった。公開されたのは江戸時代後期の古今びな。14代当主伊達邦成の三女が現在の仙台市の石川家に嫁いだ際の嫁入り道具として持参した。その後、亘理伊達家に戻り、2002年に資料館に寄贈された。ひな祭りの時期に展示されるようになり、東日本大震災後の2013年からは3月3日に限って無料公開している。