【埼玉】熊谷直実が縁、熊谷桜、今年も気仙沼に…市民グループが来月植樹、「美しい桜の花で被災者の『心の復興』のお手伝いをしたい」
東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で熊谷(くまがい)桜を植樹する活動を続けている熊谷市の市民グループ「気仙沼に熊谷桜を植える会」(横田透会長)が今年も四月中旬、現地に苗を植える。メンバーらは「現地の復興にはまだ十数年かかる。美しい桜の花で被災者の『心の復興』のお手伝いをしたい」と意気込む。 (花井勝規)気仙沼市と熊谷市は、平安末期~鎌倉時代に活躍した武蔵国熊谷郷(現・熊谷市)出身の武将、熊谷直実(なおざね)でつながりが深い。