【茨城】霞ケ浦の夏の風物詩…霞ケ浦の「帆引き船」、新造船の進水式
霞ケ浦の観光名物のひとつとなっている「帆引き船」の新造船の進水式が三日、かすみがうら市の志戸崎漁港であった。帆引き船を使った漁は明治時代に霞ケ浦で生まれ、昭和四十年ころまでワカサギ漁などが行われた。現在は、夏の風物詩として観光客の目を楽しませている。新造船は「かすみがうら丸」(長さ一一・七メートル、幅二・三メートル、重さ三トン)で、木造船の船大工が少なくなってきていることもあり、耐久性がある繊維強化プラスチック(FRP)を使って初めて造られた。