【岩手】少年鑑別所職員が業務の一端、講義 自身見直すきっかけを 気付き促せるよう、柔軟に向き合う 岩手大
「非行少年に自身への気付きを促せるよう、動じず柔軟に向き合っています」。盛岡少年鑑別所の職員が、岩手大で業務の一端を学生らに伝えた。イメージしづらい鑑別所の仕事だが、過ちを犯した少年に自身を見つめ直してもらうきっかけを与えることの重要性など、職員の説明に参加者は熱心に耳を傾けていた。【藤井朋子】施設運営の透明化を図ることなどを柱とした少年鑑別所法が6月に施行されたことを受け、岩手大の開放講義に、同鑑別所法務技官の大浦宏さんと法務教官の金丸温さんが招かれた。