【鉄道】さよなら国鉄色の特急 JR西、最後の定期運行
JR西日本が「こうのとり」(新大阪-城崎温泉)「はしだて」(京都-天橋立)など3特急で使用していたクリーム色にえんじ色のラインが入った381系の特急車両が30日、定期運行の最終日を迎えた。「国鉄色」とも呼ばれる塗装の最後の特急で、鉄道ファンらが別れを惜しんだ。この色合いは東海道新幹線開業前の1958年に、東京-大阪を結ぶビジネス特急「こだま」に採用後、各地の特急電車に使われたが、国鉄民営化(87年)前からは路線ごとの色に塗装されることが多くなった。