【宮城】津波流失の調査船 太平洋ぐるり?故郷帰還 気仙沼市
東日本大震災で流失し、5月に約2200キロ離れた沖縄県宮古島沖で見つかった気仙沼水産試験場(宮城県気仙沼市)の調査船が8日、返還された。被災して移転新築した新庁舎の竣工(しゅんこう)式でお披露目された。長旅から戻った船は、今後、見学者に公開していくという。同市波路上内沼にあった旧庁舎は津波で全壊。波路上漁港にあった調査船2隻のうち船外機船「海翔(かいしょう)」(1.1トン)が流失し、5月12日、宮古島の南約6キロの海上で遊漁船が発見。