【東京】隣組から振り返る、戦時中の市民生活 千代田区・昭和館で企画展「“隣組”ってなんですか? ~助けられたり助けたり~」
第二次世界大戦下に誕生した組織を通じて、当時の市民生活を振り返る企画展「“隣組(となりぐみ)”ってなんですか? ~助けられたり助けたり~」が昭和館(東京都千代田区)で開かれている。1937年に始まった日中戦争が泥沼化する中、内務省は総力戦体制の強化を図っていた。市町村行政の下請け機関として部落会や町内会を整備し、さらに下位組織として10戸程度の「隣組(隣保班)」が組織された。