【福岡】宗像大社前 無電柱化へ 辺津宮周辺、県が整備 宗像市
来年の世界文化遺産登録を目指す「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産のひとつ、宗像大社辺津宮(宗像市)の周辺整備で、県は、辺津宮前の県道にある数十本の電柱を撤去し、電線などを地中に埋設することを決めた。世界遺産にふさわしい景観づくりを進めるという。昨年9月、同遺産群が世界文化遺産の国内推薦に決まり、宗像市が市内のJR東郷駅前から玄界灘の大島に通じる市営神湊渡船ターミナルまでの県道について、無電柱化とガードレールなど道路工作物の整備を県に要望していた。