【高知】議員のなり手がいない…過疎化で村議会廃止を検討 大川村、人口400人
人口約400人で離島を除く全国の自治体として最少規模の高知県大川村が、地方自治法に基づいて村議会を廃止し、有権者が予算などの議案を直接審議する「村総会」の設置を検討していることが1日、分かった。過疎化や高齢化で村議の定数確保が難しくなったことに伴う異例の措置。和田知士村長(57)が6月議会で村総会設置の検討を提案する予定としており、「議会がなくなるとしたらどのような課題があるのか、住民に考えてもらう契機にしたい」と話している。