【兵庫】隣国へ避難150万人 「もともと多民族。難民の力に」ウクライナ出身の神戸在住ハンガリー人、移住を決意
ロシアによるウクライナ侵攻が激しさを増す中、150万を超える人々が隣国に逃れたとされ、その数は増え続けている。ウクライナ出身で神戸市垂水区在住の川瀬イダさん(43)の親戚もハンガリーへ避難した。今後、停戦が実現したとしても、街は破壊され、帰れる日が来るかは見通せない。イダさんは「ふるさとを離れるしかなかった人たちの気持ちに寄り添い、少しでも力になりたい」と話し、夫で牧師の弓弦さん(43)や子どもと、5月にハンガリーへ移住する計画だ。