井筒和幸監督、映画ゴッドファーザーを語る。つまらない映画を何回観ても役立たない『ゴッドファーザー』は価値観そのものが変わる」
1972年に公開された、フランシス・フォード・コッポラ監督による映画『ゴッドファーザー』。マーロン・ブランドやアル・パチーノら名優が多数出演し、公開されるや当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなった。同年度のアカデミー賞で作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した『ゴッドファーザー』だが、中でも印象に残るのは「ゴッドファーザー 愛のテーマ」に代表されるイタリア映画音楽の巨匠、ニーノ・ロータによる哀愁感漂う音楽の数々だろう。