【サッカー】流経大の中野監督「阿部吉朗の成功がなかったら、監督を辞めていた」
「阿部吉朗なくして流経大は語れないんです」。流通経済大学を率いる中野雄二監督に、印象に残っている選手をたずねた時の答えだった。1998年に流経大の指揮官に就任し、これまでに関東大学リーグ、総理大臣杯、全日本大学サッカー選手権(インカレ)という大学3大タイトルをすべて獲得した中野監督。卒業生には武藤雄樹や宇賀神友弥(ともに浦和レッズ)、林彰洋(サガン鳥栖)、山村和也(鹿島アントラーズ)といったそうそうたる顔ぶれが並び、大学サッカー界において、約60人と最も多くプロサッカー選手を育てた監督でもある。