【格闘技】エメリヤーエンコ・ヒョードル、氷の皇帝も逃れられない老いと格闘技の進歩 第1ラウンドでダウン あわやTKO負けの大苦戦
2000年代前半の格闘技を見ていた人間にとって、エメリヤーエンコ・ヒョードルという名前は特別な存在感を持つ。それまで卓抜したグラウンドテクニックでPRIDEヘビー級王座を守ってきたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに対し、ガードをものともせず強烈なパウンドで上から潰した2003年3月16日の対戦、そして偶然のバッティングによる無効試合をはさんで行われた2004年の大晦日決戦。