【映画】アニメ映画「火垂るの墓」の冒頭の場面… 清太のモデルは阿修羅像
興福寺・国宝 阿修羅像
アニメ映画「火垂(ほた)るの墓」の冒頭の場面、「僕は死んだ」と語る14歳の少年清太(せいた)の体や服は朱色で描かれている。死んだ清太が霊になって登場するシーンで使われたのが阿修羅像(あしゅらぞう)の朱色だ。空襲の炎を連想させる▲美術監督を務めた山本二三(やまもとにぞう)さんによると、野坂昭如(のさかあきゆき)さんの小説をアニメにする際、奈良市の興福寺(こうふくじ)にある阿修羅像を清太のモデルにした。